Salesforce

インストール手順

前提条件

  • SFRA バージョンのサポート: 6.0 ~ 6.3
  • Node.js: SFRA は v12.21.0 を推奨。nvm.io を使って特定のバージョンの Node をインストールできます。

SFRA ベースの依存関係のセットアップ

  1. こちらの手順に従って SFRA base repository をダウンロードします。

  2. SFRA ベースパッケージを ../storefront-reference-architecture-master に解凍し、package.json に定義されているベースパスと一致させます。

コンパイル

  1. SFRA のベースパスで npm install; npm run compile:js; npm run compile:scss を実行します。

  2. Smartpay のカートリッジパスで npm install; npm run compile:js; npm run compile:scss を実行します。

アップロード

お好きなツールを使ってコンパイルしたカートリッジを SFCC サーバーにアップロードします。

以下は、VS Code 及び Prophet Debugger Extension を使ったカートリッジのアップロード手順の例です。

  1. VS Code を開き、マーケットプレイスから Prophet Debuggerインストールします。

  2. ご自身のプロジェクトの .vscode フォルダでファイルを作成します。サンドボックスのクレデンシャル情報と設定を入力します。

    .vscode/launch.json

    {
        "version": "0.2.0",
        "configurations": [
    
            {
                "type": "prophet",
                "request": "launch",
                "name": "Attach to Sandbox"
            }
        ]
    }
    

    .vscode/dw.json

  3. Prophet: Clean project/Upload All を実行し、カートリッジをアップロードします。

Business Manager の設定

Smartpay の連携を機能させるには、Business Manager で以下の設定を行う必要があります。

Business Manager でカートリッジをアクティブにする

Smartpay を利用できる状態にするには、以下の手順に従ってサイトのカートリッジパスにカートリッジを追加する必要があります。

  1. Business Manager にログインします。
  2. Administration > Sites > Manage Sites の順に移動します。
  3. サイト名をクリックし、次のページで Settings タブを選択します。
  4. Cartridges 入力フィールドでベースカートリッジパスの前に int_smartpay_sfra: int_smartpay_core を追加します。
  5. Apply ボタンをクリックします。
  6. Sandbox/Development/Production インスタンス用のカートリッジをアクティブにするには、Instance Type のドロップダウンメニューから適切なインスタンスを選択し、手順4と5を繰り返します。
  7. Smartpay を導入する各サイトに対して手順3〜6を繰り返します。
  8. Manage the Business Manager site に移動します。
  9. Cartridges 入力フィールドで bm_smartpay:bc_smartpay:int_smartpay_core を追加します。
  10. Apply ボタンをクリックします。

カートリッジモジュールを有効にする

カートリッジモジュールを有効にするには、

  1. Administration > Organization > Roles & Permissions の順に移動します。
  2. Administrator をクリックし、Business Manager Modules タブをクリックします。
  3. Select Context ダイアログボックスで、サイト ID のチェックボックスをオンにし、Apply ボタンをクリックします。
  4. Smartpay を見つけ、チェックボックスをオンにして有効にします。
  5. Update ボタンをクリックします。

メタデータのインポート

Smartpay の連携を機能させるためには、以下のオブジェクト構造(メタデータ)を Business Manager にインポートし、設定する必要があります。

  1. カートリッジバンドルで、metadata/ smartpay-meta-import/sites/RefArch フォルダを見つけます。
  1. RefArch フォルダの名前をご自身のサイトの ID に変更します。メタデータをインポートするサイトが複数ある場合は、RefArch フォルダをコピー&ペーストし、他のサイト用に複製します。フォルダ名をそれぞれ対応するサイトの ID に変更します。
  2. jobs.xml ファイルの context site-id の値をご自身のサイト ID に変更します。
  3. カートリッジバンドルの metadata フォルダに、smartpay-meta-import フォルダを圧縮し、smartpay-meta-import.zip ファイルを生成します。
  4. Business Manager Menu > Administration > Site Development > Site Import & Export の順に移動します。
  5. Import > Upload Archive で、Local オプションボタンが有効になっていることを確認します。
  6. Choose File 入力フィールドをクリックし、先ほど作成した smartpay-meta-import.zip を選択し、upload ボタンをクリックします。
  7. アップロードが終わったら、アーカイブリストから smartpay-meta-import.zip のオプションボタンをクリックし、Import ボタンをクリックします。
  8. 確認ボックスで 、”Are you sure that you want to import the selected archive? (選択したアーカイブを本当にインポートしますか?)” と聞かれたら、OK ボタンをクリックします。

メタデータのインポートに成功すると、以下の属性が作成されます。

カスタムサイト設定

Business Manager で、Merchant Tools > Site Preferences > Custom Preferences の順に移動します。Smartpay Settings という ID のカスタムサイト設定グループが表示されます。

それを選択し、ご自身の Smartpay アカウントのデータに基づき属性を編集してください。

サイトごとにプリファレンスの値を設定します。

  1. Is Smartpay Enabled (ID:isSmartpayEnabled、種類:ブール値):シングルポイントで Smartpay とその機能を有効または無効にします。
  2. Api Secret (ID:smartpayApiSecret、種類:文字列):Smartpay の API 秘密キー
  3. Payment Mode (ID: smartpayCaptureMethod、種類:文字列の列挙):取引の種類を選択します。
  4. Minimum Checkout Value (ID:smartpayMinPrice、種類:文字列):Smartpay を選択するための注文最低金額を設定します。
  5. Maximum Checkout Value (ID: smartpayMaxPrice、種類: 文字列):Smartpay を選択するための注文最高金額を設定します。
  6. Orders Created Time(ID:smartpayOrdersCreatedTime、種類:文字列):該当する時間の注文を見つけます。時間は分数で設定します。

支払い方法

Merchant Tools > Ordering > Payment Methods に、「SMARTPAY」という ID の支払い方法が作成されていることを確認します。

支払いプロセッサー

Merchant Tools > Ordering > Payment Processors に、「SMARTPAY」という ID の支払いプロセッサーが作成されていることを確認します。

HTTP サービス

Administration > Operations > Services に、「smartpay.http.generic」という ID のサービスが作成されていることを確認します。

ジョブ

Administration > Operations > Jobs に、「SmartpayPlaceOrder」という ID のジョブが作成されていることを確認します。